周辺視野トレーニング (有効視野 / 探索反応速度)

「1」から「25」までを順番にタップ。
一点を見つめながら全体を把握する「広角な眼」を養います。

周辺視野を鍛えるポイント

1. 中心から目を離さない

(シュルテ・テーブルの場合)
これが絶対のルールです。中央の赤い点を見つめたまま、視線を動かさずに数字を探します。目をキョロキョロ動かすと「中心視」の運動になり、周辺視野の訓練になりません。

2. 「ぼんやり」全体を見る

一つ一つの数字を読もうとせず、画面全体を写真のように一枚の絵として捉える意識(ソフトフォーカス)を持ちます。周辺視野では文字はぼやけますが、形や雰囲気で位置を特定する感覚を養います。

3. モードを使い分ける

シュルテ:一点凝視で視野を広げる訓練。
ワイド:眼や首を動かし、広い範囲から情報を素早く見つけ出す「探索能力(スキャニング)」の訓練。目的に応じて使い分けてください。

脳の処理速度アップにも このトレーニングは「速読」の基礎訓練としても有名です。視覚情報を脳に送り、瞬時に処理する回路を活性化させるため、スポーツの判断力向上や、認知機能の維持にも役立ちます。
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周辺視野と運転の関係

「見えているつもり」が一番危険

人間の目は、中心のわずかな範囲(中心視)しか詳細に見えていません。その周りの「周辺視野」は解像度が低く、色や形はぼやけて見えます。 運転中、ドライバーは前方を見ていますが、歩行者の飛び出しや自転車の接近は、この「ぼやけた周辺視野」でいち早く察知する必要があります。

シュルテ・テーブルの効果

中央の点を見つめたまま、視線を動かさずに数字を探すことで、「中心を見ながら周囲の情報を処理する脳の力」を鍛えます。これが運転中の「わき見せずに危険を察知する能力」に直結します。

有効視野(UFOV)の低下対策

加齢とともに、注意を向けられる範囲(有効視野)は狭くなります。意識的に広い範囲を探索するトレーニングを行うことで、視野狭窄による見落とし事故の予防が期待できます。

トレーニングのコツ
「シュルテ・テーブル」モードでは、絶対に眼球を動かさない(キョロキョロしない)ように意識してください。最初は見つからなくても、ぼんやりと全体を眺める感覚を掴むことが重要です。

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