ぶんしょうだいドリルとは?(対象年齢・学年とねらい)
本ツールは、小学1年生〜2年生の足し算・引き算の「文章題(ぶんしょうだい)」をブラウザだけで練習できる無料ドリルです。「りんごが3こ あります。2こ もらいました。ぜんぶで なんこ?」のような問題を、テンプレートと乱数で毎回ちがう内容として無限に出題します。最大のねらいは、文章を読んで自分で「しき(式)」を組み立てる力=立式(りっしき)を育てること。計算そのものはできても「たし算かひき算か」を選べずにつまずくお子さんは少なくありません。そこで本ツールは、まず「しき」を選び、そのあとで「こたえ」を入力する2ステップにしています。式を先に決めることで、「あわせる(+)」のか「へらす・くらべる(−)」のかを、落ち着いて考える習慣が身につきます。レベルは4段階用意し、小1前半の「あわせて・のこり」から、小2〜小3向けの「じゅんばん(順序数)」「ぎゃくもんだい(□をもとめる逆思考)」「大きい数(2けた±2けた)」まで、少しずつ段差を上げていけます。答えはレベルに合わせて0〜99の範囲で調整され、マイナス(答えが0より小さくなる問題)は出さないので、まだ負の数を習っていないお子さんでも安心です。「10もん じっくり」解くれんしゅうに加えて、60びょうで何問解けるかを競うタイムアタックも選べます。
文章題でつまずく理由と、2ステップ方式の効果
文章題が苦手になる典型的な原因は、「場面をイメージできない」「+と−のどちらを使うか判断できない」の2つです。数字だけを拾って何となく足したり引いたりしてしまう「キーワード読み」も、学年が上がると通用しなくなります。本ツールでは、「あわせて」「ぜんぶで」=合併・増加(たし算)、「のこりは」=求残(ひき算)、「ちがいは」=求差(ひき算)といった場面のタイプを、身近な物(りんご・くるま・カードなど)を使った短い文で繰り返し体験できます。式を選ぶ段階で間違えても、やさしく「その しきかな?」と再挑戦をうながし、正しい式を選べてはじめて答えの入力に進みます。この「立式」と「計算」を切り分ける設計が、文章題への苦手意識をやわらげます。
おうちでの進め方・見守りのポイント
文章題は「たくさん解く」より「1問をていねいに読む」ことが大切です。1セットは10問と短めなので、1日1〜2セットを毎日続けるのがおすすめ。式をまちがえたときは叱らず、「だれが なにを どうした お話かな?」と、場面を声に出して一緒に読み返すと理解が深まります。指やおはじき、絵をかいて考えるのも有効です。慣れてきたらレベル1(あわせて・のこり)から順に、レベル3の「ちがい・じゅんばん」、レベル4の「ぎゃくもんだい(□をもとめる)・大きい数」へと進み、少しずつむずかしい立式にも挑戦してみましょう。速さより「なぜその式になるのか」を説明できることを大切に見守ってください。がんばった記録(連続日数)は続ける励みになります。
レベルと場面タイプ(早見表)
| レベル | 学年のめやす | 場面タイプ | 答えの大きさ |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 小1(前半〜) | あわせて(合併・たし算)/のこりは(求残・ひき算) | ◎ 0〜10(くり上がりなし中心) |
| レベル2 | 小1後半 | あわせて/ふえる(増加・たし算)/のこり・へる(求残・ひき算) | 0〜20(くり上がり・くり下がりあり) |
| レベル3 | 小2 | ちがいは(求差・ひき算)/じゅんばん(順序数)/ふえる・へる | 0〜40(2けたの たし算・ひき算) |
| レベル4 | 小2後半〜小3 | ぎゃくもんだい(□をもとめる・逆思考)/大きい数の合併・求差・求残 | 0〜99(2けた±2けた・逆算) |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。