「くるくる図形」とは?心的回転と対象年齢
「くるくる図形」は、画面に出たお手本の図形を頭の中で回したり・鏡にうつしたりして、どんな形になるかを4つの中から当てるパズルです。たとえば「みぎに 90ど まわすと?」なら、お手本を時計回りに90度まわした形を選びます。このように実際に手で動かさずに、頭の中で図形を動かして考える力を「心的回転(メンタルローテーション)」といい、空間認識・図形センスの土台になります。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。図形は20種類以上のオリジナル形を用意し、回転や反転をコンピューターが計算して出題するので、毎回ちがう問題に挑戦できます。正解を選ぶと、お手本が実際にくるっと回るアニメーションで「なぜその形になるのか」を見せてくれます。
どんな力が育つ?(空間認識・図形の力)
頭の中で図形を回す練習は、立体をイメージする力・地図を読む力・図形の合同や対称を理解する力につながります。小学校の算数では、図形の回転や折り返し(線対称・点対称)、展開図の学習でこの力が生きてきます。とくに「かがみに うつすと?」で左右が入れかわる感覚をつかむと、鏡文字の理解や、左右をまちがえない力も育ちます。本ツールは「90どまわす」→「180・270ど」→「かがみ」→「まわして かがみ」の順で少しずつ難しくなり、最上級の「まわして かがみ」は回転と反転を組み合わせて考えるため、小学3年生でも歯ごたえのある問題です。誤答の選択肢も、わざと「別の角度に回した形」や「鏡にうつした形」などまぎらわしい形を出すので、いいかげんに選ばず、しっかり頭の中で動かす習慣がつきます。
おうちでの進め方・見守りのポイント
はじめは「90どまわす」からスタートし、慣れてきたら段階を上げてください。むずかしいときは、紙に同じ図形をかいて、実際にくるっと回して見せると「頭の中で回す」イメージがつかめます。「かがみ」は手鏡を横に置いてうつしてみると一目でわかります。答えを選んだあとに流れる回転アニメを、お子さんと一緒に「ほら、こう回ったね」と声に出して確認すると理解が深まります。正解・不正解よりも、「どうしてそうなるか」を自分の言葉で説明できることを大切にしてください。1セットは10問と短いので、1日1〜2セットを毎日続けるのがおすすめです。
レベルと学年のめやす(早見表)
| レベル | 学年のめやす | やること |
|---|---|---|
| 90どまわす | 年長〜小1 | ◎ 右に90度まわした形をえらぶ |
| 180・270ど | 小1〜小2 | 右に180度・270度まわした形をえらぶ |
| かがみ | 小2 | 左右を鏡にうつした形をえらぶ |
| まわして かがみ | 小2〜小3 | まわしてから鏡にうつした形をえらぶ(複合) |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。