カタカナはいつ習う?ひらがなとの違い
小学校の学習指導要領(国語)では、カタカナは小学1年生でひらがなに続いて学習します。多くの学校ではひらがなをひととおり書けるようになった1年生の2学期ごろから、生活の中で目にする外来語・擬音語・動物の名前などを通じてカタカナに親しんでいきます。ひらがなが日本語の基本の文字であるのに対し、カタカナは外来語(アイス・テレビ)、動物や物の音(ワンワン、ガタガタ)、外国の地名・人名などを表すのに使われます。字の形はひらがなより直線が多く角ばっているため、はねやはらいの多いひらがなとはまた違う「まっすぐ書く」練習になります。使う機会がひらがなより少ないぶん定着に時間がかかりやすいので、なぞり書きと、読み・書きのクイズをくり返して少しずつ覚えていくのがおすすめです。
子どもが間違えやすいカタカナと教え方のコツ
カタカナでつまずきやすいのが、形がよく似た字の見分けです。代表が「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」、「ク」と「ワ」。大人には別の字でも、覚えたての子には同じに見えます。教えるときは「点や線がどの向きから出発するか」に注目させると区別しやすくなります。「シ」と「ン」は下から上へはらう(右上へ向かう)、「ツ」と「ソ」は上から下へはらう(下へ向かう)——この「筆の向き」を声に出しながらなぞると、形の違いが体で覚えられます。下の対比表も一緒に見てください。間違えても「おしいね、こっちは下からだよ」と向きだけを直すようにすると、子どもは怖がらずに何度も挑戦できます。このツールの「にている じ とっくん」は、こうしたまぎらわしい字を重点的に出題します。
まちがえやすいカタカナ 対比表
| にている字 | 見分けかたのポイント | おぼえかたの ことば |
|---|---|---|
| シ と ツ | 点が横ならびで、線を下から上へはらうのが「シ」。点がたてならびで、線を上から下へはらうのが「ツ」。 | ◎「シ」は下から、「ツ」は上から |
| ソ と ン | はらいを上から下へおろすのが「ソ」。下から上へはねるのが「ン」。 | ◎「ソ」は空から、「ン」は下からジャンプ |
| ク と ワ | 左の線がななめに折れるのが「ク」。まるく広がるのが「ワ」。 | ◎「ワ」はワニの口みたいに広い |
| ア と マ | はらいがななめ一本なのが「ア」。つののように出るのが「マ」。 | ◎「マ」はまるい頭にツノ |
※ どれも「線がどっちの向きから出発するか」に注目すると見分けやすくなります。
対象年齢・学年と、保護者の見守りポイント
このツールは6〜8歳(小学1〜2年生)を目安に作っています。カタカナを習いはじめた1年生から、しっかり定着させたい2年生まで使えます。3つのモード——手本をなぞって書く「なぞる」、字を読む「よみクイズ」、言葉をカタカナで書く「ことばクイズ」——を、その日の気分で1つずつ選べます。見守りのコツは3つ。① 一度にたくさんやらせない(1回5〜10分、数字を1〜2行ぶんで十分)。② できた字をほめる(「かけたよ」の記録がたまるのを一緒に喜ぶ)。③ 間違いは向きだけ直す(形が違うのは覚えている途中のサイン)。タブレットやスマホでは指で、パソコンではマウスでなぞれます。答えや記録はすべてお使いの端末の中だけに保存され、外部に送信されることはありません。