「おりがみパンチ予想」とは?ねらいと対象
「おりがみパンチ予想」は、正方形の紙を折り、パンチで穴をあけ、ひろげたときの穴の位置を予想する知育ゲームです。折った紙にあけた穴は、紙のすべての層を貫くので、ひろげると折り目(おりめ)を「かがみ(対称の軸)」として左右・上下・ななめに増えていきます。この「折り目のところで形が折り返される」という感覚こそが、線対称の考え方そのもの。実際の折り紙あそびを、コンピューターで何度でも・散らからずに練習できるのがこのツールです。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。折り目を頭の中で開いて位置を思い描く空間認識力と、対称のきまりを見抜く図形の観察力を、レベルを上げながらしっかり鍛えます。展開のようすは正解のあとに「ひろげるアニメ」でゆっくり見せるので、なぜその答えになるのかが目で分かります。
解き方のコツ「折り目のかずだけ 穴がふえる」
考え方の近道は、「1回折るごとに、穴は折り目をはさんで2倍にふえる」と気づくことです。1回折りなら穴は2こ、2回折りなら4こ、3回折りなら8こ(穴が重なる場合をのぞく)になります。だから答えを選ぶときは、まず穴のかずのめやすをつかみ、次にいちばん最後に折った折り目から順に「開いて折り返す」とイメージすると、位置までぴたりと当てられます。まちがえの選択肢は、わざと「折り返す向き(対称の軸)を1本まちがえた」もようで作ってあるので、「どの折り目で、どっち向きに折り返るか」をていねいに追うのがポイント。縦・横・ななめの折り目それぞれで、穴がどこへ写るかを確かめる練習になります。
おうちでの進め方・見守りのポイント
はじめは「1かいおり・あな1こ」から始め、折り目1本で穴が2こになる感覚をつかんでください。慣れたら折る回数と穴の数を増やしていきます。おすすめは、本物の折り紙とパンチ(または小さくちぎる)を一緒に用意して、答え合わせに実際に開いてみること。画面の予想と本物が一致する体験が、対称の理解をぐっと深めます。まちがえても「折り目はどこだった?」「この穴は、どっちに折り返る?」と折り目を指でなぞりながら一緒に考えてあげましょう。速さより、「なぜそこに穴ができるか」を言葉にできることが大切です。1セットは10問と短めなので、1日1〜2セットを毎日つづけるのが理想です。
3つのあそびかたで、同じ力をちがう角度から
あきずに毎日つづけられるよう、同じ「線対称・空間認識」を3つのモードで問います。「ふつう」は折り方を見てひろげた形を当てる基本モード。「ぎゃくもんだい」は逆に、ひろげた模様を見て「折った紙のどこに穴をあけたか」を当てます(展開図を頭の中で折りたたむ逆向きの思考が育ちます)。「かさなり」は折り方を見て「ひろげたら穴は何こできるか(=紙が何枚重なっているか)」を数で当てるモードで、1回折るごとに層が2倍(2枚→4枚→8枚)になる倍々の感覚を養います。穴の形も問題ごとに、まる・ダイヤ・三角・ハート・ほしと変わって楽しく取り組めます(形は4つの選択肢すべて同じなので、答えのヒントにはなりません)。まちがえたときや正解したときには、「なぜそうなるか」を子ども向けのことばで1行そえて表示します。
レベルと目安(早見表)
| レベル | おりかた | あな | できる穴のめやす |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 1かいおり | 1こ | ◎ 2こ |
| レベル2 | 2かいおり | 1こ | 4こ |
| レベル3 | 2かいおり | 2こ | 〜8こ |
| レベル4 | 3かいおり | 1こ | 〜8こ |
| レベル5 | 3かいおり | 2こ | 〜16こ |
※ 縦・横・ななめの折り目を組み合わせて出題します。穴が折り目や別の穴と重なる場合は、実際の紙と同じように数が少なくなることがあります。