百ます計算とは?(対象年齢・学年とねらい)
百ます計算は、上の行と左の列に並んだ数字を組み合わせて計算し、10×10=100個のマスをできるだけ速く・正確に埋める計算トレーニングです。同じ計算を繰り返し行うことで、たし算・ひき算・かけ算(九九)の答えが考えなくても口をついて出る「暗算の自動化」を目指します。本ツールは小学1年生〜2年生を主な対象に、たしざん・ひきざん・かけざんの3モードを用意しました。かけざんは2年生で学ぶ九九(1×1〜9×9)に対応します。タイムを計って前回の自分と比べられるので、「昨日より速くなった」という手ごたえがやる気につながります。
3つのサイズ(3×3・5×5・10×10)の使い分け
いきなり100マスは、はじめてのお子さんには量が多く感じられます。本ツールは3×3(9マス)・5×5(25マス)・7×7(49マス)・10×10(100マス)の4サイズを選べます。5×5と10×10の間に7×7(なかます)を用意したので、いきなり100マスに挑む前のちょうどよい踏み台になります。まずは3×3で「やり方」と「速く埋める感覚」をつかみ、慣れたら5×5・7×7、最後に本格的な100マスへ進むのがおすすめです。スマートフォンなど画面が小さい端末では、100マスは1マスが小さくなってしまうため、3×3・5×5の「ミニます」が見やすく操作しやすくなっています。ひき算は答えがマイナスにならないよう、左の数が上の数以上になる組み合わせだけを出題します。かけ算は九九の範囲(0〜9)で出題するので、安心して取り組めます。
「まぜまぜ」と「むしくい」でもっと深く
同じ計算のくり返しに慣れてきたら、上級向けの2つの形式でさらに力を伸ばせます。まぜまぜは、たし算・ひき算・かけ算がマスごとに切り替わるモードです。「次はどの計算かな?」と考えながら解くので、演算記号を見て判断する力が育ちます(ひき算のマスは答えが0以上になる組み合わせだけを出します)。むしくいは、答えのマスが先に全部うまっていて、上や左の数字の一部が「?」で隠れている形式です。答えから逆算して隠れた数を当てるため、たし算ならひき算で、かけ算ならわり算の考え方で…と、逆向きの思考(逆算)を自然に練習できます。隠す数字はコード側で必ず一意に解けることを確認してから出題しているので、「どうやっても決まらない」問題は出ません。まちがえたときは、繰り上がりのし忘れ・たし算とひき算の取りちがえ・九九のズレなど、つまずきに合わせたひとことヒントが出ます。
おうちでの進め方・見守りのポイント
百ます計算は「速さ」を競うイメージがありますが、低学年のうちは正確さが第一です。速さは毎日続けるうちに自然とついてきます。タイムが縮まなくても叱らず、「全部埋められたね」「昨日より落ち着いてできたね」と過程をほめてあげてください。本ツールには、間違えたマスだけをもう一度解き直せる「まちがい直し」機能があります。終わったあとに間違えたところを見直す習慣は、計算力を伸ばすうえでとても効果的です。1回は3×3なら1分以内、5×5でも数分で終わるので、毎日1〜2回を目安に、朝の支度前や宿題の前のウォーミングアップとして取り入れてみてください。
サイズと学年のめやす(早見表)
| サイズ | マスの数 | こんな子に | スマホ |
|---|---|---|---|
| 3×3 | 9マス | はじめて・低学年の入門に | ◎ みやすい |
| 5×5 | 25マス | 3×3に慣れてきたら | ◎ みやすい |
| 7×7 | 49マス | 100マスへの踏み台に | ○ つかえる |
| 10×10 | 100マス | 本格的なタイム計測に | パソコン向き |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるサイズから始めてください。