「いろあそび」で育つ力
色を見分け、名前を覚え、微妙な濃淡を感じ取る力は、幼児期の知的な発達を支える土台のひとつだと言われています。「いろあそび」は、あか・あお・きいろといった基本の色から、みずいろ・きみどりのような中間色、こん・きんいろ・ぎんいろまで16色を、遊びながら学べる無料の知育あそびです。色の名前を音声で聞いて覚える「いろのなまえ」、聞いた色名を4択で選ぶ「どのいろかな?」、たくさんの色から同じ色だけを集める「おなじいろあつめ」、明るさ違いの同系色を薄い順に並べる「グラデーションならべ」、身近な物の色を当てる「もののいろ」、濃い・薄いを見分ける「こさくらべ」の6つの遊びを通して、色の識別・語彙・観察力・順序の感覚をバランスよく刺激します。やさしい〜もっとの4段階のむずかしさがあり、扱う色数や紛らわしさが少しずつ増えるので、年齢や理解に合わせて長く遊べます。色の名前を言葉にできることは、身のまわりの世界を細かく捉え、気持ちや発見を伝える語彙を広げる遊びとして知られています。
色の名前がわかる発達の目安
子どもが色を認識し、名前と結びつけていく過程には、おおよその目安があると言われています。2歳ごろには「同じ色を集める(マッチング)」ができ始め、3歳ごろにはあか・あお・きいろ・みどりなど基本の色をいくつか言えるようになる子が増えてきます。4〜5歳ではオレンジ・むらさき・ちゃいろなどを含めて言える色が増え、就学前後には濃淡(明るい青と暗い青など)や中間色も少しずつ区別できるようになっていきます。ただし発達には大きな個人差があり、順番や速さは一人ひとり違います。できた・できないで急がず、遊びのなかで自然に触れる回数を増やすことが大切だと考えられています。このツールは、その「触れる回数」を楽しく増やすためのきっかけづくりです。
おうちの方の関わり方のコツ
色の学びは、画面のなかだけでなく日常の会話とつなげることでぐんと豊かになると言われています。「これ、なにいろ?」と当てさせるより、「あかいリンゴだね」「そらは あおいね」のように大人が色の名前を添えて話しかけると、子どもは自然に色と言葉を結びつけていきます。遊びのなかで間違えても否定せず「おしいね」「こっちは どうかな?」と一緒に見てあげると、色を探すこと自体が楽しくなります。うまく言えたときは大きく喜び、成功の体験で終えるのがコツです。なお、色の見え方には個人差があり、まれに特定の色の区別が苦手な「色覚特性」を持つお子さんもいます。特定の色でくり返しつまずくようなら、責めずに受けとめ、気になる場合は専門家に相談すると安心です。1回2〜3分の短い時間で、毎日少しずつ触れるのがおすすめです。
このあそびで学べる16色 一覧
| いろ | なまえ | なかま | みのまわりの れい |
|---|---|---|---|
| あか | きほんの いろ | リンゴ・いちご・しんごう | |
| あお | きほんの いろ | そら・うみ・きんぎょばち | |
| きいろ | きほんの いろ | ひまわり・バナナ・レモン | |
| みどり | きほんの いろ | はっぱ・くさ・かえる | |
| オレンジ | きほんの いろ | みかん・にんじん | |
| むらさき | きほんの いろ | ぶどう・なす・すみれ | |
| ももいろ(ピンク) | きほんの いろ | さくら・もも | |
| ちゃいろ | きほんの いろ | くま・き・チョコ | |
| くろ | きほんの いろ | ペンギン・タイヤ | |
| しろ | きほんの いろ | くも・ゆき・うさぎ | |
| はいいろ | きほんの いろ | ぞう・くもりぞら | |
| みずいろ | ちゅうかんしょく | みず・はれたそら | |
| きみどり | ちゅうかんしょく | わかば・ピーマン | |
| こん | じょうきゅう | よぞら・ジーンズ | |
| きんいろ | じょうきゅう | メダル・おうかん | |
| ぎんいろ | じょうきゅう | メダル・スプーン |
※ 色の名前の呼び方や境界は地域・家庭によって多少異なります。無理に統一せず、身近な呼び方でも大丈夫です。