つみきかぞえとは?空間認識の力とねらい・対象学年
「つみきかぞえ」は、積み上げた立方体の積み木を斜め上から見た立体図(等角投影図)を見て、その積み木が全部で何個あるかを数えるトレーニングです。ポイントは、手前の積み木のうしろに隠れて見えない積み木も、頭の中で補って数えること。目に見える面だけを数えるのではなく、「見えないところにも積み木があるはずだ」と立体を頭の中で組み立てる――これが空間認識力(空間把握力)です。図形・立体の学習はもちろん、算数の体積、理科の観察、地図の読み取りなど、幅広い学びの土台になります。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。レベル1の「6個まで(隠れる積み木ほぼなし)」から、レベル4の「20個超・直方体にあと何個で完成するか」まで、少しずつ難しくなります。すべての問題は、積み木の下がぬけていない(地面まで積み木が詰まっている)という約束で作られているので、見えなくても「下には積み木がある」と考えれば必ず正しく数えられます。
「見えないつみき」を数える3つのコツ
隠れた積み木を数えるには、やみくもに見える面を数えず、順序よく分けて数えるのが近道です。コツ1:段(だん)ごとに数える。いちばん下の段に何個、その上の段に何個…と、水平の層に分けて数えて足し算します。本ツールの「だんごとに かぞえる」ボタンを押すと、積み木を段ごとに分解して個数を見せてくれます。コツ0:どうしても分からないときは「まわす」。「まわす」ボタンを押すと積み木が90度回転し、横や後ろから見た形になります。手前の積み木にかくれていた場所も確かめられるので、当てずっぽうにならずに数えられます。回しても積み木の数は変わりません。コツ2:たて(列)ごとに数える。手前から奥へ、柱(列)を1本ずつ「この列は3個、となりは2個…」と数える方法です。コツ3:下はぬけていないと考える。上に積み木がのっている場所は、その下にも必ず積み木があります。見えない足元を想像して数えましょう。「どこから みた?」モードでは、同じ積み木を前・横・上から見た形を当てることで、立体を多方向からイメージする力がさらに鍛えられます。
おうちでの進め方・見守りのポイント
空間認識は実物の積み木やブロックを触る体験と組み合わせると、ぐんと伸びます。はじめはレベル1から始め、画面と同じ形を本物の積み木で作ってみると、「見えないところにも積み木がある」ことが手ざわりで分かります。数えまちがえても叱らず、「だんごとに かぞえる」ボタンを一緒に見て、「1だんめは何個?」「その上は?」と声に出して確かめてあげてください。速さよりも、「どうしてその数になるか」を説明できることを大切に。慣れてきたら「どこから みた?」で、同じ形を色々な向きから想像する遊びに進みましょう。1セットは10問と短めなので、1日1〜2セットを毎日続けるのがおすすめです。
レベルと学年のめやす(早見表)
| レベル | 学年のめやす | つみきの かず | かくれる |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 年長〜小1 | 〜6こ(かんたんな 立体) | ◎ ほぼなし |
| レベル2 | 小1〜小2 | 〜10こ | あり |
| レベル3 | 小2〜小3 | 〜15こ | おおい |
| レベル4 | 小3〜 | 〜20こ+「あと何個で直方体?」 | おおい |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。すべての問題で積み木の下はぬけていません(地面まで詰まっています)。