つみきかぞえとは?空間認識の力とねらい・対象学年
「つみきかぞえ」は、積み上げた立方体の積み木を斜め上から見た立体図(等角投影図)を見て、その積み木が全部で何個あるかを数えるトレーニングです。ポイントは、手前の積み木のうしろに隠れて見えない積み木も、頭の中で補って数えること。目に見える面だけを数えるのではなく、「見えないところにも積み木があるはずだ」と立体を頭の中で組み立てる――これが空間認識力(空間把握力)です。図形・立体の学習はもちろん、算数の体積、理科の観察、地図の読み取りなど、幅広い学びの土台になります。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。レベル1の「6個まで(隠れる積み木ほぼなし)」から、レベル4の「16〜24個」まで、少しずつ難しくなります。あそびかたは「かぞえる」「あと なんこ?(はこ)」「どこから みた?」「どっちが おおい?」の4つで、どれもレベル1〜4から選べます(「あと なんこ?」はレベル4だけのモードではありません)。すべての問題は、積み木の下がぬけていない(地面まで積み木が詰まっている)という約束で作られているので、見えなくても「下には積み木がある」と考えれば必ず正しく数えられます。
「見えないつみき」を数える4つのコツ
隠れた積み木を数えるには、やみくもに見える面を数えず、順序よく分けて数えるのが近道です。コツ1:段(だん)ごとに数える。いちばん下の段に何個、その上の段に何個…と、水平の層に分けて数えて足し算します。本ツールの「だんごとに かぞえる」ボタンを押すと、積み木を段ごとに分解して個数を見せてくれます。コツ2:どうしても分からないときは「まわす」。「まわす」ボタンを押すと積み木が90度回転し、横や後ろから見た形になります。手前の積み木にかくれていた場所も確かめられるので、当てずっぽうにならずに数えられます。回しても積み木の数は変わりません。コツ3:たて(列)ごとに数える。手前から奥へ、柱(列)を1本ずつ「この列は3個、となりは2個…」と数える方法です。コツ4:下はぬけていないと考える。上に積み木がのっている場所は、その下にも必ず積み木があります。見えない足元を想像して数えましょう。「どこから みた?」モードでは、積み木にそえた やじるしの向きから見た形を4つの図から選びます。向きの名前は出てこないので、やじるしを手がかりに頭の中で立体を回して考える力が鍛えられます。
おうちでの進め方・見守りのポイント
空間認識は実物の積み木やブロックを触る体験と組み合わせると、ぐんと伸びます。はじめはレベル1から始め、画面と同じ形を本物の積み木で作ってみると、「見えないところにも積み木がある」ことが手ざわりで分かります。数えまちがえても叱らず、「だんごとに かぞえる」ボタンを一緒に見て、「1だんめは何個?」「その上は?」と声に出して確かめてあげてください。速さよりも、「どうしてその数になるか」を説明できることを大切に。慣れてきたら「どこから みた?」で、同じ形を色々な向きから想像する遊びに進みましょう。1セットは10問と短めなので、1日1〜2セットを毎日続けるのがおすすめです。
レベルと学年のめやす(早見表)
| レベル | 学年のめやす | つみきの かず | かくれる |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 年長〜小1 | 〜6こ(かんたんな 立体) | ◎ ほぼなし |
| レベル2 | 小1〜小2 | 〜10こ | あり |
| レベル3 | 小2〜小3 | 〜15こ | おおい |
| レベル4 | 小3〜 | 16〜24こ | おおい |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。すべての問題で積み木の下はぬけていません(地面まで詰まっています)。