「なかまわけ」とは?ねらいと対象年齢
「なかまわけ」は、いくつかの絵カードを見て「にているところ・ちがうところ」に気づき、共通点でグループにまとめたり、仲間はずれを見つけたりするちいく(知育)あそびです。たとえば「いぬ・ねこ・うさぎ・くるま」なら、くるまだけが生き物ではないので仲間はずれ。この「分ける・まとめる」考え方は、算数の分類やことばの学習、理科の観察など、あらゆる学びの土台になる思考判断力と言語力を育てます。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。仲間はずれの理由を3択で答える「なかまはずれ」と、8まいのカードを2つの箱に分ける「なかまわけ」の2つのあそびがあり、むずかしさは3段階から選べます。
このツールの肝は「なぜ?」まで考えること
ただ仲間はずれを当てるだけでは、じつは「なんとなく」で正解できてしまいます。このツールでは、仲間はずれを見つけたあとに「なぜ この なかまなの?」という理由まで3択で答えて、はじめて1問正解になります。「みんな 生き物だから」「みんな あかいろだから」と理由を言葉にする(言語化する)ことで、感覚ではなく根拠をもって考える力が身につきます。分ける「観点(ものの見方)」には、意味のなかま(生き物・のりもの・食べもの)、色や形・大きさといった見た目の属性、用途(つかいみち)、季節、音(頭の音)など、たくさんの種類があります。じょうきゅうでは、「どの分け方でも正解になる」複数の観点をもつ問題も登場し、1つの答えにしばられない柔軟な発想を引き出します。
おうちでの進め方・声かけのコツ
はじめは「きほん」の「なかまはずれ」からスタートしてください。生き物・のりもの・食べものなど、意味のはっきりしたなかまなので、小さなお子さんでも取り組めます。正解しても不正解でも、「どうして そう おもったの?」と理由をたずねてあげるのがいちばんの声かけです。答えが1つでないときは「ほかの 分けかたも あるかな?」と問いかけると、観点を切りかえる力が育ちます。「なかまわけ」であそぶときは、カードをタップしてから箱をタップするだけで分けられるので、ドラッグが苦手なお子さんでも大丈夫。1セットは短めなので、1日1〜2セットを毎日つづけるのが理想です。速さより「なぜ そう分けたか」を大切にすると、確かな考える力になります。
レベルと分ける観点のめやす(早見表)
| レベル | 年齢のめやす | 分ける観点 | カードまい数 |
|---|---|---|---|
| きほん | 年長〜小1 | 意味のなかま(生き物・のりもの・食べもの) | ◎ 4まい |
| ふつう | 小1・2 | 色・形、そらを とぶ・みずの なかま など属性 | 5まい |
| じょうきゅう | 小2・3 | 季節・音(頭の音)・複数観点(どの分け方でも正解) | 5まい |
| たつじん | 小3〜 | 形(まる・しかく・ほそながい)・こまかい色・頭の音・複数観点 | 6まい |
※ 年齢のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。