じょうけん推理(条件整理パズル)とは?ねらいと対象
「じょうけんすいり」は、文章で書かれたいくつかのヒント(条件)を読み合わせて、正しい答えをひとつに絞り込む論理パズルです。たとえば「ねこは いぬの みぎ」「とりは いちばん ひだり」という2つのヒントから、動物が並ぶ順番を考えます。ヒントを1つずつ読んで「だとすると、ここは○○」「じゃあ、ここは違う」と順序立てて考える力(論理的思考・条件整理)が育ちます。対象は年長〜小学3年生(おおむね5〜9歳)。並べかえ・順位あて・対応表と、少しずつ考える手順が増えていくので、じっくり考える楽しさを味わえます。すべての問題は答えがちょうど1つだけになる(一意解)ようにコンピューターが出題前にチェックしているので、「どちらとも取れる」あいまいな問題は出ません。
4つのモードで「考える手順」を鍛える
レベル1〜3は「ならべかえ・じゅんいあて」。動物をタップで選んで、ヒントに合う場所(左から何番目/かけっこの順位)に置いていきます。ドラッグは不要で、タップだけで並べかえられるので小さなお子さんでも操作に迷いません。レベル4の「たいおうひょう」は、「だれの すきなものは どれ?」を、表のマスに自分で○(あてはまる)と×(ちがう)を書き込みながら解き明かす、いわゆる「対応表・線結び」タイプの推理です。「Aは赤じゃない」というヒントから×を、消去法で残った1つに○を——と、消去法(背理・除外の考え方)を体で覚えられます。対応表は3×3(やさしめ)と4×4(歯ごたえあり)の2段階です。さらに最上級の「2だんベンチ」は、まえ・うしろの2列×3席という二次元(たて・よこ)の位置を「まうしろ」「すぐ みぎ」「まえの れつ」といったヒントから推理する、小3でも手ごたえのあるモードです。並べかえ・順位あてにはどうぶつ・のりもの・くだものと登場キャラのテーマ替わりもあり、飽きずに毎日つづけられます。どのモードも、まちがえてもすぐに直せる「たしかめ」機能つきです。
おうちでの進め方・見守りのポイント
まずは「3こ」から始めてください。ヒントを声に出して一緒に読み、「いちばん ひだりは だれ?」と1つずつ確かめる手伝いをしてあげましょう。困ったときは「たしかめ」ボタンを押すと、ヒントごとに○×が表示され、どのヒントが守れていないかが一目でわかります。答えを教えるより、「このヒントが×だね。どうしたらいいかな?」と問い返すのがコツです。どうしてもわからないときだけ「こたえを みる」で正解を確認し、次に活かしましょう。1セットは5問と短めなので、1日1〜2セットを毎日続けるのが理想です。速さより「なぜそうなるか」を言葉で説明できることを大切にすると、算数の文章題や国語の読解にもつながる確かな考える力になります。
レベルと考える力のめやす(早見表)
| レベル | やること | ヒントの れい | そだつ力 |
|---|---|---|---|
| 3こ | 一列にならべる | ねこは いぬの みぎ/とりは はしっこ | ◎じゅんじょ |
| 4こ | ならべ・順位あて | うさぎは くまより はやい/はしっこ では ない | 条件整理 |
| 5こ | ならべ・順位あて | くるまは ばすと ふねの あいだ/2つ みぎ | 多段の推理 |
| ひょう3×3・4×4 | ○×表を うめる | ねこの すきは あか じゃない | ◎消去法 |
| 2だんベンチ | 2×3の 席を あてる | くまは いぬの まうしろ/まえの れつ | 二次元の推理 |
※ 学年のめやすは一般的な目安です。お子さんの理解度に合わせて、できるレベルから始めてください。答えは必ず1通りに決まるように出題します。