白銀比(1:√2)とは?長さの求め方と使いどころ
白銀比は、短い辺と長い辺の比が 1 : √2(約 1 : 1.4142)になる比率です。日本では大和比(やまとひ)とも呼ばれ、A4 や B5 などのコピー用紙がこの形をしています。 長い辺は「短い辺 × 1.4142」、短い辺は「長い辺 ÷ 1.4142(=長い辺 × 0.7071)」で求められます。たとえば幅 1000px の横長の枠なら高さは約 707px、短い辺が 1000px なら長い辺は約 1414px です。 このページの計算ツールは、数値を1つ入れるだけで白銀比のもう一方の長さと CSS の aspect-ratio を出力します。計算はブラウザの中で完結し、入力した数値はサーバーに送られません。
半分に折っても同じ形になる理由
短い辺が 1、長い辺が √2 の長方形を、長い辺の真ん中で半分に切ると、できる長方形は短い辺が √2 ÷ 2(約 0.707)、長い辺が 1 になります。この比を計算すると 0.707 : 1 = 1 : 1.414 で、元と同じ白銀比です。 半分にしても形が変わらない長方形は、この 1:√2 だけです。A3 を半分にすると A4、A4 を半分にすると A5 になり、拡大・縮小コピーをしても余白が出ないのはこの性質のおかげです。
A判・B判の寸法と縦横比
| サイズ | 寸法(mm) | 長い辺 ÷ 短い辺 |
|---|---|---|
| A0 | 841 × 1189 | 1.4138 |
| A3 | 297 × 420 | 1.4141 |
| A4 | 210 × 297 | 1.4143 |
| A5 | 148 × 210 | 1.4189 |
| A6 | 105 × 148 | 1.4095 |
| B4 | 257 × 364 | 1.4163 |
| B5 | 182 × 257 | 1.4121 |
寸法は JIS P 0138(紙加工仕上寸法)によります。B判は日本独自の JIS B 列です。A0 は面積がほぼ 1㎡、B0(1030 × 1456mm)はほぼ 1.5㎡ になるよう決められ、そこから半分ずつにして各サイズが作られています。寸法をミリ単位に丸めているため、縦横比は √2(1.41421…)からわずかにずれます。
Webデザインで白銀比を使うには
画像やカードの枠を白銀比にするなら、CSS の aspect-ratio: 1.4142 / 1;(横長)または aspect-ratio: 1 / 1.4142;(縦長)が手軽です。上の計算ツールで「横長」「縦長」を選ぶと、このコードがそのまま出力されます。
文字サイズを比率で決める場合は、「文字」モードの「Augmented 4th (1.414)」のカードが白銀比にあたります。黄金比(1.618)より段差がおだやかで、見出しが大きくなりすぎません。
A4 の書類をそのまま画面に載せる、印刷物と Web で同じ比率の図版を使う、といった場面でも、白銀比でそろえておくと切り抜きや余白の調整が要りません。
よくある質問 (FAQ)
aspect-ratio プロパティを使います。横長なら aspect-ratio: 1.4142 / 1;、縦長なら aspect-ratio: 1 / 1.4142; と書き、幅を決めれば高さが自動で決まります。
このツールで「横長」「縦長」を選ぶと、白銀比のカードにこのコードが表示され、そのままコピーできます。