角印(社印)の電子印鑑を作る手順
角印は会社名を四角い枠の中に組んだ印で、請求書・見積書・領収書など日常の帳票に押されるのが一般的です。 このページでは、作成区分の「法人」と法人印タイプの「角印(社印)」を最初から選んだ状態で開いています。
- 「テキスト (角印)」に「株式会社〇〇之印」のように、印面に入れる文字を入力します。
- 書き方を「縦書き」か「横書き」から選びます。縦書きでは文字数に合わせて正方形に近い格子へ自動で組みます(9文字なら3行×3列、16文字なら4行×4列)。
- フォント・印影の色・枠線の太さを調整し、プレビューで全体のバランスを確かめます。
- 解像度を選んで「プレビュー中の画像をPNGでダウンロード」を押します。背景が透明なPNGで保存されます。
角印は、書類の会社名の右側に文字へ少し重ねて押す形がよく見られます。 背景が透明なので、重ねても会社名が隠れません。 認印や日付印、法人の丸印は電子印鑑・署名メーカーのトップから、日付印は日付印の作成ページからも作れます。
電子印鑑とは?無料で作れる印影画像のこと
電子印鑑とは、紙に押すハンコの代わりに、書類データへ直接貼り付けられる印影の画像データのことです。 このツールでは、認印・法人の丸印(代表者印)・角印(社印)・日付印・横判(住所印)を、 名前や会社名を入力するだけで作成し、背景が透明な PNG 画像として保存できます。 背景が透明なので、Word・Excel・PDF の書類に重ねても白い四角が残りません。
作成はすべてブラウザの中で完結し、入力した会社名・氏名・住所や生成した画像が サーバーへ送信されることは一切ありません。 登録もインストールも不要で、作成できる本数にも制限はありません。
印鑑の種類と使い分け
ビジネスで使う印鑑は、書類の重要度によって使い分けます。本ツールは下記の5種類に対応しています。
| 種類 | 主な用途 | 大きさの目安 | 本ツールの対応 |
|---|---|---|---|
| 認印(個人) | 回覧・受領印など日常の確認。通常は姓のみ2〜3文字 | 10.5〜13.5mm | ◎ 縦書き・横書き |
| 丸印(代表者印) | 契約書など会社を代表する重要書類。外周に会社名、内側に役職名 | 18mm 前後 | ◎ 外周文字を自動で円形配置 |
| 角印(社印) | 請求書・見積書・領収書など日常の帳票。「〇〇株式会社之印」の形が一般的 | 21〜24mm | ◎ 縦書き・均等割り付け |
| 日付印 | 受付・処理日を記録する確認印。上段に名前、下段に日付 | — | ◎ 日付を選ぶだけ |
| 横判(住所印) | 郵便番号・住所・会社名・電話番号をまとめて表示するゴム印相当 | — | ◎ 最大5行・行間調整可 |
他の作り方との比較
| 比較項目 | 本ツール (マッハーツール) |
Word・Excel の図形機能 |
画像編集ソフト | 実物の印鑑を スキャン |
|---|---|---|---|---|
| 費用 | ◎ 無料 | ソフトの導入が前提 | 有料のものが多い | 印鑑の作成費用 |
| できるまでの手間 | ◎ 入力するだけ | 図形と文字の位置合わせが必要 | 操作に慣れが必要 | 押印してスキャンする手間 |
| 背景の透過 | ◎ 透過PNGで保存 | 白い四角が残りやすい | 可能だが手作業 | 白飛ばしの加工が必要 |
| 丸印の外周文字 | ◎ 自動で円形に配置 | ワードアートで手作業 | パス上文字で調整 | 実物どおり |
| 実物と同じ印影 | 似せた書体で再現 | 再現は難しい | 再現は難しい | ◎ 完全に一致 |
| 入力データの扱い | ◎ サーバーに送信しない | 端末内で完結 | 端末内で完結 | 複合機に画像が残る場合あり |
作った電子印鑑をWord・Excel・PDFに押す方法
ダウンロードした PNG は背景が透明なので、書類の文字や罫線に重ねて置けます。貼り付け先ごとの手順は次のとおりです。
| 貼り付け先 | 手順 |
|---|---|
| Word | 「挿入」→「画像」で PNG を読み込み、画像の右上に出るレイアウト オプションで文字列の折り返しを「前面」にします。これで文章の行に縛られず、押したい位置へドラッグできます。大きさは「図の形式」タブの「サイズ」で高さと幅を数値で指定できます。 |
| Excel | 「挿入」→「画像」で PNG を読み込むと、セルの上に重なった状態で入ります。ドラッグで押印欄に合わせ、四隅のハンドルで大きさを整えます。 |
| PDFや画像に印鑑やスタンプを合成するツールで、位置と透明度を調整しながら重ねられます(PDFは1ページ目が対象)。2ページ目以降に押したいときや、ページの入れ替え・削除もいっしょに行うなら、オンラインPDFエディターの書き込み画面にある画像スタンプで配置できます。 |
請求書や見積書そのものを作るなら請求書・見積書・領収書の発行ツール、 印刷して使う書類の面付けにはスクショ分割&面付けツールが使えます。 貼り付けた印影がぼやけるときは、ダウンロード時の解像度を 2x・3x に上げてください。
角印・丸印・日付印のサイズの目安
実物の印鑑に近い大きさで貼ると、書類の上で自然に見えます。 画像の大きさはピクセルで決まるので、表示・印刷の解像度に合わせて換算した目安を並べます(1インチ=25.4mm で計算)。
| 種類 | 実物の大きさの目安 | 画面表示(96dpi) | 印刷(300dpi) |
|---|---|---|---|
| 認印(個人) | 10.5〜13.5mm | 約40〜51px | 約124〜159px |
| 丸印(代表者印) | 18mm 前後 | 約68px | 約213px |
| 角印(社印) | 21〜24mm | 約79〜91px | 約248〜283px |
| 日付印 | 決まった規格はない | — | — |
このツールが 1x で保存する画像は、認印が200ピクセル四方、丸印と角印が300ピクセル四方、日付印が横300×縦200ピクセル、横判が横500×縦300ピクセルです。 2x・3x を選ぶと縦横がそれぞれ2倍・3倍になります。
印刷で角印を24mmに見せるには約283ピクセルが要るので、1x の300ピクセルではほぼ余裕がありません。 印刷する書類に貼るときは 2x か 3x で保存し、貼り付けたあとに縮めて使うと輪郭がぼやけません。 日付印は認印と並べて押すことが多いので、認印と同じくらいの高さに揃えると自然に見えます。
電子印鑑に法的効力はある?(認印・社印の使い分け)
内閣府・法務省・経済産業省の「押印についてのQ&A」(2020年6月)は、私法上、契約は当事者の意思の合致で成立し、 書面への押印は特段の定めがある場合を除いて必要な要件ではないとしています。 押印がなくても、契約の効力には影響しません。
同じQ&Aは、民事訴訟法第228条第4項により、本人の意思にもとづく押印がある文書は本人が作成したものと推定されると説明しています。 ただし画像の印影は複製して誰でも貼り付けられるため、それだけでは「本人が押した」ことの裏付けになりません。 画像の電子印鑑は、押す慣行に合わせて体裁を整えるものと考えてください。
- 認印の画像:社内の回覧や受領の確認など、誰が見たかを示すための日常の押印に向いています。
- 角印(社印)の画像:請求書・見積書・領収書など、会社として発行したことを示す帳票に使われます。これらの帳票に押印する法律上の義務はなく、取引先との慣行に合わせて押すものです。
- 丸印(代表者印)が求められる契約書:本人性や改ざんされていないことを後から示す必要があるため、画像より電子署名が向いています。
電子署名法第3条は、本人だけが行える電子署名がされた電子データについて、真正に成立したものと推定すると定めています。 契約書のように本人性や改ざんされていないことを後から証明する必要がある書類では、 この仕組みにもとづく電子契約サービス(本人確認・タイムスタンプ付き)が使われます。 どちらを使うかは、社内規程と取引先の運用に合わせて判断してください。